2008-12-28から1日間の記事一覧

白鳥について私の知っている二、三の事柄

前回、浅見淵随筆集『新編 燈火頬杖』の藤田三男による解説文を引いて、「「細雪」の世界」は正宗白鳥によって強く推挽された、と書いた。その後、手許にある白鳥の本を拾い読みしていたら、思いがけず当の文章に出くわした。とんだ所へ北村大膳。その本とは…