2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小説家は寛容な人種なのか、もしくは、ドイツ戦後文学について

又吉直樹の「火花」は「文學界」に掲載されたときに読んだ。芥川賞候補になる前だったが、いい小説だと思い、好感をもった。ただ、いささか「文学」っぽすぎるような印象があり、そこがいささか気になった。芥川賞受賞後、「文學界」の特集(9月号)を読み…