2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

拾う

片岡義男の書くもの、とりわけ日本語に関するエッセイにはいつも驚かされる。思いもよらない角度からの指摘に意表を衝かれ蒙を啓かれる、といったふうである。「図書」2月号のエッセイ「西伊豆でペンを拾ったら」(連載「散歩して迷子になる」の第35回)も…