2008-05-25から1日間の記事一覧

孤島へ持って行く本――ナボコフ再訪(4)

孤島へ持って行くとしたらどういう本を選ぶか、という設問がある。最近の例でいえば「coyote」4月号の「アメリカの文学史を引き受けるような十人の作家から一冊ずつ選ぶとしたら」という質問に、柴田元幸さんはこう答えている。 フォークナーの『響きと怒り…