1 高橋睦郎の『言葉の王国へ』*1は、おもに年少の頃の書物との出合いを綴った一種の自伝的読書ノートとも呼ぶべきエッセー集で、高橋睦郎の著書のなかで私のもっとも愛読する本である。リルケとの出合いを回想した件で高橋は、中学の国語教師に「上智大学で…
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