2006-04-17から1日間の記事一覧

光にむかつて歌つてゐる――翻訳詩の問題(4)

「文学的技巧という点から見るならば、この作品はこの時代のもっとも目ざましい作品の一つであって、スインバーンと同様に詩的であり、かつ技術的にはスインバーンよりもはるかに見事な完璧に到達している。」*1 こう書くのはG・K・チェスタトン。「この時…