2006-01-29から1日間の記事一覧

板倉鞆音、そして玉置保巳、天野忠

――「僕がしばしばどんなに感動させられるか知っておいでか」 1 前々回、板倉鞆音訳のケストナーの詩「雨の十一月」に打たれた山田稔が、今でもケストナー詩集が入手可能かどうか、旧知のドイツ文学者、玉置保巳に手紙で問い合わせた、と書いた。山田が玉置…